インド独立75周年・日印国交樹立70周年記念
ブッダと白隠禅師展

 この度ブッダの言葉と聖地の写真、そして悟りの深みからほとばしり出た白隠禅師の書画による『ブッダと白隠禅師展』が開催されることになりました。奇しくも本年はインド独立75周年、また日印国交樹立70周年に当たり、日印両国の交流を象徴する意義深い展覧会となりました。
 マスミは本展覧会で展示される掛け軸の46幅分の仕立てで協力させていただきました。
 一般公開は2日間と短いですが、皆様に白隠禅師の迫力のある書画をご高覧いただきました。

 

 今日、気候変動や人心の悪化に加え、新型コロナウィルスの流行も伴い、人々は不安にさいなまれ、社会も安定を失っております。このような時にこそ、不安をいだく心を大安心へと転じ、真に安定し得た人格に触れることは、事柄の本質的改善にはたいへん重要なことと思います。
 この度、悟りにおいて真の人間に蘇ったブッダの言葉と、丸山勇氏の撮影によるブッダゆかりの聖地の芸術的な写真、そして悟りの深みからほとばしり出た白隠禅師の書画による「ブッダと白隠禅師展」を開催することとに致しました。
 丸山氏は、長年にわたり幾度となくインドに足を運び、ブッダの生涯にまつわる仏跡地や仏像を撮り続けてきた世界的なキャメラマンであり、その写実的な写真は、中村元博士をはじめ、その道の専門家も等しくその価値を認めるところです。また「駿河には過ぎたるものが二つあり 富士のお山に原の白隠」と、我が国を象徴する富士山と並び賞されるほど傑出した禅僧 白隠禅師(1685~1768)の気迫みなぎる書画うぃ、白隠宗大本山松陰寺と細川家という、世界随一のコレクションの中から厳選し、しかも、文化財保護と活用するために我が国で開発された高精細スキャニング技術を用いて精密に複製した作品をもって、書画の持つ意義を懇切に示しつつ展覧する世界初の試みとなるものです。
「心がすっきりするもの、心の励みとなるもの」にぜひ触れて頂きたいと思います。
ブッダと白隠禅師展 実行委員会

 

主催

ブッダと白隠禅師展 相模原実行委員会〈事務局〉
〒252-0212 神奈川県相模原市中央区宮下 2-11-4
㈱ハシモトコーポレーション
電話 042-774-0964 FAX 042-774-0019
メール kinshi-h@hashico.co.jp

共催

インド大使館・白隠宗大本山松陰寺・日本文化交流ネットワーク

後援

(公財)永青文庫・(公財)文化財保護芸術研究助成財団・(公財)日印協会

協賛

(株)ハシモトコーポレーション

協力

スタジオレオ・北辰・マスミ東京・UNYdesign