2021年4月10日(土)にマスミ東京でのアランウェスト展開催を記念し、『アラン・ウェスト ギャラリートーク』を行いました。
アランさんが8歳の時に既に絵描きとして生きることを決めていたこと。
西洋では神を人物といて捉え人物を油絵具で描くが、東洋では植物や自然に神が宿る最も美しく崇高なものは自然界にあるので、植物の生命を線で描こうとし、そのために高校時代に絵具に動物の膠を混ぜて線で描いていた事。
自分が発明した線が描ける絵具の表現方法が実は日本には昔からあったことを知り日本に住んでしまった…等、
現在に至るまでの経緯などをお話頂きました。その時のイベント映像をご覧ください。
日本画家: ALLAN WEST(アラン・ウェスト)
1962年生まれ。アメリカワシントンD.C.出身。
1982年来日。
米国の美術大学を卒業後、1990年東京芸術大学大学院日本画科入学。
以来、金箔、銀箔を駆使した豪華絢爛な琳派の伝統と狩野派の筆法を受け継ぎながら、現代的かつ独創的な感性で自然を表現している。
屏風、掛け軸、壁画、襖絵のほか、着物や陶磁などの絵付けも手掛ける。
会社や個人からの制作依頼を受けながら意欲的に独自の美の世界を開拓。
草月会館、醍醐寺霊宝館、米国スミソニアン博物館、ニューヨークジャパンソサイエティ、パリ日本文化館など、日本国内外で個展多数。
一般社団法人 文化遺産調査研究保存継承機構ゆらび理事