和綴じ本
浅野哲示
「和綴じ本」などの「和本」は千年以上も形を変えながら作られ続け、読み継がれてきた本の形です。最近ではこのような「和本」を手にする機会が少なくなりました。手にしてごらんになると、日本文化の重みと知恵を感じます。
ご自分の作品や好きな作家の作品、写真などをパソコンでプリントアウトした印刷物等を、ご自分のアレンジで、本にすることが出来る様な技法をお教えいたします。
和紙は日本の風土に順応し、保存に優れ、現在でも漉き続けられています。そして、糊と糸で綴じる事で何度でも修復が可能な「和本」が完成します。この様な先人から継承されてきた知恵を、習得していただく講座です。
■ 初級(1クール目)
下記をこちらで用意したキットを使って作ってきただきます。
*四つ目綴(糸で綴じた、いわゆる「和本」の形)
*糊入帖(のりいれじょう。糊だけでまとめる綴じ方)
■ 中級(2クール目)
様々な応用作品を実践しながら学んでいきます。
*帙(ちつ、和本のカバーにあたる)
*夫婦箱
*初級編の応用作品 など
自分でプリントアウトした作品を和本にしたり、古い資料の基礎的な修理なども学べます。
- 定期クラス
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- 日程
- 第1・3火曜日 13:00-17:00
1クール3回コース - 受講料
- 3回前納11,550円(税込)
(単発受講5,005円(税込)) - 材料費
- 初級 キット代 別途
- 持ち物
- カッター(大・小)、はさみ